民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」が平成16年に購入した土地をめぐる疑惑に絡み、当時陸山会の会計責任者だった小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規被告(48)が19年、東京都世田谷区の小沢氏宅に現金4億円を持っていくよう元私設秘書に指示していたことが7日、関係者への取材で分かった。
東京地検特捜部は、政治資金収支報告書に記載されていないこの支出について大久保被告が関与した疑いがあるとして、政治資金規正法違反罪で立件する方向で検討に入ったもようだ。
大久保被告は西松建設の違法献金事件で15〜18年の収支報告書に虚偽記載したなどとして規正法違反罪で起訴されており、19年分について立件されれば追起訴の公算が大きい。
指示を受けた元私設秘書は会計事務担当だった民主党の石川知裕衆院議員(36)=北海道11区=の後任で、大久保被告は上司にあたる。元私設秘書は特捜部の任意の事情聴取に同様の供述をしているという。
関係者によると、陸山会は19年春ごろ、小沢氏に4億円を支出。16年の土地取引をめぐり、石川氏が小沢氏から借りた4億円の返済金だったとみられる。
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